著:薬剤師 岡田憲人 プロフィール
メディネクスでは改善した犬猫のデータを分析しています。
このページには、肝臓の血液検査値であるGPT(=ALT)およびALP(=ALKP)の改善例として、「SPF100%プラセンタ配合粒」を投与したグラフを掲載しています。
また皮膚や体毛の変化について、使用中の動物病院から提供された画像も掲載しています。
肝臓の検査値GPTとALP改善について
GPTとALPが高い症例に、SPF100%プラセンタ配合粒を与え観察した結果、それぞれ73%と60%という割合で改善傾向が見られました。
なお薬の治療を併用しているケースも含まれています。
協力していただいた佐々木動物病院よると、通常の薬物治療だけの改善割合はもっと低くくなってしまうため、サポートとしてSPF100%プラセンタを併せていくことのメリットは大きいとのことです。
佐々木動物病院のデータより
GPT(ALT)改善が見られたケース
以下のグラフやデータは動物病院から提供された変化例です。
「SPF100%プラセンタ配合粒」による健康度への影響を観察するための1つの手段として、GPTの値を参照しています。
※GPTのみで健康度を評価することはできませんが、肝臓の障害や炎症度合いを推測するための重要な検査値です。
データ:まねき猫ホスピタル
犬。プラセンタ注射、ビタミン点滴併用。
81日後、正常化
雑種犬。推定4歳。体重14.6kg。強肝剤、利胆剤併用。
21日後、正常化
データ:アルファ獣医科病院
犬。推定4歳。体重5.3kg。強肝剤、漢方薬、乳酸菌生成物質併用。
28日後、正常化
データ:佐々木動物病院
61日後、正常化
71日間、ほぼ正常化
3日後、値は半減になっていた
10日後、約1/3にまで低下していた
6日後、半分以下になっていた
ALP(ALKP)改善が見られたケース
以下のグラフやデータは動物病院から提供された変化例です。
「SPF100%プラセンタ配合粒」による健康度への影響を観察するための1つの手段として、ALPの値を参照しています。
※ALPのみで健康度を評価することはできませんが、肝臓や胆管、胆のうの状況をみていくときに重要となる血液検査値です。
データ:まねき猫ホスピタル
犬。プラセンタ注射、ビタミン点滴併用。
81日後、ほぼ正常化
データ:アルファ獣医科病院
雑種犬。推定4歳。体重14.6kg。強肝剤、利胆剤併用。
21日後、大幅に低下
犬。推定4歳。体重5.3kg。漢方薬、乳酸菌生成物質併用。
28日後、大幅に低下
データ:佐々木動物病院
51日後、改善し、正常化
10日後、まだ高めだが大幅に低下
97日後、正常化
78日後、まだ高めだが低下の傾向がみられる
皮膚、体毛の改善が見られたケース
データ:アルファ獣医科病院(1)
毛並みが悪く、皮膚の赤みが目立つ。
毛並みが良くなり、皮膚の赤みが目立たなくなる。
データ:アルファ獣医科病院(2)
広範囲の脱毛が発生。(再発)
2016年3月2日、背中の複数箇所で脱。痒みを伴う。
細菌感受性の検査からアモキシシリン(ペニシリン系抗生物質)、セファレキシン(セフェム系抗生物質)、アミカシン(アミノグリコシド系抗生物質)を選択。
抗ヒスタミン剤、プレドニゾロン(ステロイド剤)を加える。
腸管免疫改善のためにサプリメントおよび補中益気湯(漢方薬)を追加。
薬用シャンプーとしてヨードとアロエエキスからなる、ヨードシャンプーの使用を指示。
2016年4月17日、脱毛に改善が見られず、SPF100%プラセンタ配合粒を追加。
2016年4月27日、痒みは少し改善したようだが脱毛改善せず。プレドニゾロンを半減し、イトラコナゾール(抗真菌薬)を追加。
2016年5月13日、少しγ-GTPが上昇し、肝臓に負担がかかっていることを確認したため、プレドニゾロンは中止。チオラ(肝臓治療薬)を追加。
2016年6月1日、イトラコナゾールを中止。(肝臓への大きな負担となっている可能性から)
西洋薬を減らし、SPF100%プラセンタ配合粒、漢方薬、腸管サプリメントを中心とした治療に切り替えた。
データ:アルファ獣医科病院(上と同一の犬の顔面)
使用した成分について
以下の3成分を配合したプラセンタ粒を使用
・SPF豚100%プラセンタ末
・亜鉛含有酵母
・カキ肉エキス末
ご協力いただいた動物病院
佐々木動物病院(長野県飯田市) 紹介ページ
アルファ獣医科病院(兵庫県神戸市) 紹介ページ
まねき猫ホスピタル(大阪府守口市) 紹介ページ