岡田憲人の紹介

岡田憲人代表岡田憲人(おかだのりひと)

1969.6.3生まれ

薬剤師・比較統合医療学会所属

城北高等学校(板橋区)、東京薬科大学卒

メディネクス株式会社 代表

自己紹介

基本理念はWin-Win。前向きに物事を捉えるタイプで、またそのような方々に出会えると本当に嬉しくなります。

食事は基本的になんでも食べますが、1日1食にして自身の健康管理としています。

そのおかげか最近は病院にかかった記憶がありません。

 

2015年10月、獣医師の佐々木先生とともに、メディネクス株式会社を創業いたしました。

事業と研究開発に打ち込むため、単身赴任で飯田市に来ております。

家族と離れて暮らすのはかなり寂しいことですけれど、お客様に喜んでいただける仕事を続けられることに、幸せを感じます。

もっともっとという思いが強く、この歳になってもいまだに自己研鑽に努めています。

 

ペットの健康相談には、私が直接対応いたします。得意の薬学や、先生方から教わってきた獣医学、腫瘍学、免疫学、栄養学などの知識を駆使して、根拠のあるアドバイスを心がけています。

ペットの病気を左右してしまう、飼い主様のマインドについてもお話いたします。なにかお役に立てることがありましたら、ご相談ください。

 

すこし正義感が強すぎるところがあり、そのせいでサラリーマン時代はずいぶんと試練を味わってきました。

これは私の長所かもしれませんし、短所かもしれません。まるでドラマのような辛い体験を何度も味わいました。

でも今はそれらすべてが成長の糧です。

 

オーケストラでコントラバスを弾いていました。背が低くいので1時間の交響曲を弾くとヘトヘトに。

ですがオーケストラと今の仕事には意外と共通点も多いと感じています。

人と動物の調和、明るい旋律、心にしっくり来るテンポなど、うまく表現しにくいところなのですが、私の考え方のベースになっていると思います。

 

 

私のベースとなっている薬剤師時代

薬科大学を卒業後、調剤薬局に就職しました。

しかし、そこでいきなり人生最大級の失敗を経験します。

就職させてもらったのに、薬剤師国家試験に落ちてしまったのです。

 

幸いなことに、会社は私を辞めさせずに、そのまま雇い続けてくれました。(本当に感謝です)

ですが調剤や服薬指導をすることができませんから、薬局でできたのは藥袋(薬を入れる袋)を書いたり、在庫管理、すきま時間での勉強くらい。

薬剤師の先輩たちからは冗談交じりに「藥袋師」なんて呼ばれてました。

そんなふうに扱われても、悪いのは自分ですし、先輩たちも私をいじめるつもりで言ったわけではありません。

ストレスに感じるどころか、来年は絶対に試験に受かってすぐに追いついてやる!とポジティブな気持ちになったわけで、きっと先輩方の思ったとおりにだったのでしょう。

 

ところがです。

入社して半年くらいのときに十二指腸潰瘍になってしまいました。

若いうちの十二指腸潰瘍は、ほぼストレスが原因です。

自分では感じていなくても、体が耐えられなかったのでしょう。

 

みぞおちのあたりに突かれるような痛みがあり、まっすぐに立つこともできなくなりました。

ちなみに食べると楽になり、空腹になると痛むのが十二指腸潰瘍の特徴で、私の場合も完全一致です。

 

最初にもらった薬は、胃酸を中和する薬と、胃酸の分泌自体を抑える薬なのですが、これが効かないこと効かないこと。

添付文書(薬の説明書)には効くと書いてあるのですが、とにかく効いていない。

 

次に処方されたのが当時の新薬で、もっと強力に胃酸を止める薬です。

「胃がんの痛みも止めてしまい、発見が遅れることがあるので注意」とまで言われる薬で、新薬なので副作用情報も少なく、心配でしたけれど激痛が止まるのであれば!との思いで飲み始めることに。

すると、わずか30分くらいで痛みがゼロに。

すごい!

直立しようが、お腹の減る時間になろうが、まったく痛みがないのです。

 

薬剤師ながら、薬のすごさに感動した瞬間です。

逆に、前の薬は何だったんだよ!?ですけれど、それ以上に普通に過ごせる嬉しさでいっぱいでした。

 

しかしその新薬も飲み忘れると痛みが出てきます。

治ったと思っていたのは、飲んでいる間は症状が出ないということ。

新人ぽい勘違いです。

 

これは大きな気づきでした。

そういう視点で見てみれば、たしかに高血圧も糖尿病もアレルギーも、飲んでもらっている間は調子が良いけれど、みんな飲み忘れるとぶり返してる。

病気自体は治っていないのでは?

薬剤師になると、だれもがいずれ気づくことですけれど、私は若いうちに(というか薬剤師になる前に)経験できました。

 

ところで、私の十二指腸潰瘍は、意外なことで治ってしまいました。

途中入社してきたお酒大好きな先輩のおかげです。

当時の私はお酒が苦手で、さらに病気治療中だって言うのに構わず飲み屋に連れて行かれるのです。

でもその先輩のおかげで徐々にお酒が飲めるようになって、飲むことが楽しくなってきました。

 

そのとき、ふと気がつきました。

「あれ?痛みがなくなってるぞ」

 

薬を飲まなくても痛みが出ません。

それが一週間経っても一ヶ月経ってもです。

間違いない、これは治癒です。

 

医者からはアルコールはだめだと言われていたのに、お酒を飲むようになったら治ってしまった。

それは私の十二指腸潰瘍の原因が、食事やアルコールといった刺激物ではなく、メンタル面のストレスが原因だったからに違いありません。

 

「そうか、原因を見つけて、対策を実行しないと治らないんだ。」

「説明書に書いてあるから、先生に言われたからといって、考えることをやめたらダメだ。」

これはまだ23~24歳だった私にとっては大発見で、いまもずっと同じ考え方です。

ついつい薬を使ったほうが早いと思いがちですけれど、治すという本質で考えれば「急がば回れ」のとおりで原因を見つけていくことが結果につながってきます。

 

 

翌年、ありがたいことに念願の薬剤師国家試験に合格。

薬局にいながら薬剤師の仕事ができず、迷惑をおかけした先輩方や、一年間待ってくれた会社への感謝の気持ちから、もうバリバリ働きました。

あちこちの薬局で管理薬剤師を任さるようになり、「岡田を行かせた薬局は効率が良くなる」などと評価してもらえるようになりました。

いただいた恩義に応えると、また嬉しい言葉をもらえるんですよね、世の中って。

WIN-WIN(ウィン・ウィン)

私の大好きな言葉です。

 

その後は、もっと薬の世界を知りたいと大手ドラッグストアに転職したり、またもとの調剤薬局チェーンに引き戻されたりしましたけれど、どこに行ってもWIN-WINの気持ちがありました。

転職の際には、嬉しいことにかなり引き止められて、私の決意が固いとわかると今度は転職先を手配してくれたり、本当に感謝しています。

 

ずいぶん前にジェネリック医薬品「元年」と呼ばれる年がありました。

当時は薬剤師も医師も世間一般も、みんなジェネリック反対。

まだジェネリックのことを「ゾロ品」なんて呼ぶようなときです。

 

会社の方針に応えるべく、私の薬局は率先してジェネリックを紹介していったのですけれど、少し頑張りすぎたかもしれません。

新聞社やテレビの取材が入るようになって余計に忙しくなってしまったのです。

スタッフたちにもずいぶんと苦労をかけてしまって申し訳なかったです。

それでもみんな付いてきてくれて、感謝しかありません。

 

薬剤師時代を細かく思い出していけば、嬉しかったことよりも、辛かったことのほうが多いかもしれません。

でもそのときの経験で今の自分があるとすれば、辛かったことのほうが有り難いと感じてしまいます。

みなさん、ありがとうございます!

 

みなさまと理想の世界を目指して

社会人になってから、自分の至らなさからずいぶんと苦労してきましたが

「あのときの経験があったからこそ、今の自分がいる」

と感謝すらできるようになりました。

 

いま長野県飯田市に単身赴任という形で来ていて、最初は本当にパートナーの先生くらいしか知り合いがいませんでした。

家族とも頻繁に会うことができず、研究開発ばかりの寂しい時間を過ごしました。

 

ですけれど、少しずつ新しい仲間も増えました。

素晴らしい飼い主様たちと繋がれるようにもなりました。

みなさんのおかげで、今の私があります。

 

南信州新聞に掲載された岡田料理の苦手な私は、いまだにスマートな一人暮らしができていないのですけれど、それでもずいぶんと楽しめるようになりました。

それに、ペットの健康を守るという天職を、今もこうして続けることができるのは本当に嬉しいことです。

そしてそれが皆様のおかげだということをけして忘れません。

 

街にペットがあふれ、笑顔があふれ

ペットとの触れ合いを通して、人として大切なものを見つけられる世界

こんな世界が私のゴールです。

 

おわりに

飯田市に来てから、起業家たちや、未来を託す高校生250人の前でスピーチする機会を与えられえました。

たくさんのエネルギーを与え、私もまたたくさんのエネルギーをもらい、講演は大いに盛り上がりました。

もしあのままずるずると前の会社に残っていたら、とても得られない経験です。

こういった経験を私の大好きなWin-Winの考え方に基づいて、お世話になっている方々に恩返しすることが、私の望みです。
お客様と30分も1時間も相談に乗るのも、エネルギーを受け取ってもらい、それがご愛犬やご愛猫に届くと信じているからですし、本当にそうなれば私にもエネルギーが戻ってきます。

犬も猫も人も、Win-Winが一番です。

長文をお読みくださいましてありがとうございました。

岡田憲人

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