著:薬剤師 岡田憲人 プロフィール
北海道で犬の保護ボランティアをしている方々からの嬉しい報告をご紹介いたします。
写真のチビチくんは6才30kgの大型犬です。
多頭飼育が大変だった飼い主様に代わり、ボランティアさんが面倒を見てあげています。
チビチに見つかった大きな肺腫瘍
そんなチビチに肺腫瘍が見つかったのは2016年夏のこと。
その後の検査で腫瘍が丸く大きく、また成長していることがわかり、悪性つまり肺がんが強く疑われました。
2016年10月9日チビチの肺レントゲン写真で、約3.3cm×3.9cmの腫瘍らしきものが写っていました。
※ボランティアさんからのデータ提供です。
その2ヶ月後、2016年12月18日には腫瘍が成長。動物病院の測定で約4.2cm×4.4cmです。
動物の肺がん治療について
動物の肺がん治療は簡単ではありません。
手術する場合は、再発しては元も子もないために広めのマージン(余白)をとって切除しますが、当然ながら肺の機能が低下してしまいます。
マージンをしっかりとったとしても再発するケースは少なくありません。
抗がん剤治療も肺がんに対しての効果は限定的です。
そもそも抗がん剤治療は肺がんを治癒させるためではなく、一時的にがんの成長を抑えることに対して有効という治療です。
ボランティアさんの決断
肺がんの一般的な西洋治療では、高度な手術や抗がん剤による治療、それに関わる検査などでどうしても治療費が高くなってしまいます。
限られた資金の中で活動しているボランティアさんたちにとって治療費は大きな問題です。
そういった事情からも決断に迷っていたとき、弊社を見つけてくださいました。
免疫を考えるうえで外すことのできない栄養面のことは、今後に西洋治療を受けるにしても受けないにしても大切なことなのでたくさんアドバイスさせていただきました。
健康サポートとして冬虫夏草特殊培養物をお送りし、与えていただくようお願いしました。
そして今後の治療シナリオを一緒に考えていくうち、チビチにとって、みんなにとって何を一番大切にすべきかに思いは至り、当初から自然療法を望んでいたボランティアさんの気持ちは固まりました。
とはいえ腫瘍は大きく、かつ成長しており、一般的には長く持たない状況と考えらるかもしれません。
もしかすると1ヶ月後くらいには、何かあってもおかしくなかったかもしれません。
ですが北海道の厳しい冬を乗り越え、結果として、今現在(2017年6月)は元気や食欲を維持し、とても好ましい状況です。
私たちのもとに届いた、うれしいお手紙をご紹介します。
こちらはお手紙の裏面です。
最後に
今回、冬虫夏草特殊培養物がとてもあっていたようです。
チビチの頑張りが他の子たちに役立つのであればと、掲載を快く承諾してくださったボランティアの皆様に感謝申し上げます。