薬剤師の視点

犬の激減を食い止めよう

2016年2月9日

メディネクスの岡田です。

あなたは知っていますか?

いま日本の犬がハイペースで激減していることを・・・

まずはグラフをご覧ください。(民間調査)

graph

いま犬たちの世界に重大な異変が訪れています。

1年間で50万頭というハイペースで犬が減少しています。

このとんでもない状況が続くと・・・

2020年東京オリンピックの頃には、もしかすると日本から500万頭もの犬がいなくなるでしょう。

この予測は当たるかもしれません。なぜなら弊社の佐々木獣医師はペット保険会社の役員も兼任し、裏付ける情報があります。彼はすでに数年前から今の状況を予測していました。

とにかく、なんとか犬の減少を食い止めるために、まずは今の危機的な状況を多くの方に知ってもらう必要があります。

しかし私たちだけではとても力が及びません。ぜひあなたの知恵をお貸しください。

いったい何が起きているのか

ここ3年ほどは、死亡数の増加と、新規飼育数の減少というダブルパンチにより犬が減少しています。

犬が減少するということは、新たに飼われる犬よりも死亡する犬のほうが多いことを意味します。

2014年の場合でいいますと、新規飼育数より死亡数のほうが52万6千頭多かったということです。

おそらく数年間はハイペースな減少が続くでしょう。

ハイペースが続く理由は犬の社会がかなり深刻な高齢化社会になっているためです。年齢構成がピラミッド形になっていません。しばらくは余命の短い高齢犬が多いままでしょう。

私の掴んでいる情報では、いま子犬はあまり売れていません。特に地方で売れていません。

なぜ新しい犬を飼わない?

ここが一番重要な問題です。

新規飼育数が減るのは、犬自身の問題ではありません我々日本人のマインドの変化に原因があります。

つまり犬を飼いたいという人が減ってきているということです。

 

新しい犬を飼う人には3タイプあります。

  1. 犬を飼うのが初めての人
  2. 前にも犬を飼っていた人
  3. 今も犬を飼っていて、もう一頭飼いたい人

どのタイプも減少していると推測しますが、犬の減少にもっともインパクトを与えているのは2番めのタイプの人です。

2番めのタイプについて、もうすこし掘り下げて解説します。

なぜ次の犬を飼いたくないのか?

原因はいくつか考えられます。

  1. 所得の減少
  2. 飼い主の高齢化
  3. 食費などの飼育費の増大
  4. 医療費の増大
  5. 前の犬との辛すぎる別れ

1、2、3について、たしかに影響があります。
ただしここ数年で劇的に変化しているかというと、そうでもありません。

問題なのは4と5です。

医療費の増大について

drag人と同様に、犬の医療費は増加傾向にあります。その伸びは人以上です。

治療費の高騰は、治療が一生に及ぶ慢性疾患の増加が一因です。

またがんが犬の死因の半分を占めるまでに増加していることも問題です。

がん治療は手術、抗癌剤治療、放射線治療といずれも高額ですし、CTスキャンといった検査も高額です。

特にがんの場合、犬の人生の終末期に医療費が集中することになります。

短期間に多額の治療費がかかることは、次の犬を飼うことをためらわせるかもしれません。

前の犬との辛すぎる別れについて。

いまの犬の老衰は珍しく、多くは病死です。

そして死因の半分程度はがんです。

不治の病であるがんは、飼い主にとって恐怖の病です。

しかし、もっとも辛いのはがんそのものというよりも、厳しいがん治療です。

薬剤師の私から見ても、がん治療は恐怖そのものです。

がんは手術後によく再発し、再手術や再々手術は珍しくありません。

何度も全身麻酔をかけられ、体にメスを入れられる愛犬の姿に、治療を決断した自分を責めてしまう飼い主さんもいます。

抗がん剤治療で犬の体はボロボロになっていきます。この先も治療を続けるべきなのか悩まない飼い主はいません。

これらの要因が、もう犬を飼いたくないというマインドを生み出します。

再び犬を増やすためには、動物治療の現状を変えるしかありません。

つらくて高額な治療に代る、新しい治療の開発が、私たちの使命です。

私たちの目指しているゴール

私たちは、犬の医療費を減らし、あなたが治療にとられる時間を減らします。

この世から犬の病気をなくしてしまうことが夢です。

そして犬たちの不思議な力を借りて、人々の笑顔をもっと増やしたいと考えています。

いま私たちは、できるだけ動物にダメージを与えず、治療費までも抑える新しい治療法を研究しています。

治療効果を高め、再発を抑え、そして予防にも役立つアイデアを早くまとめあげて広めたいと考えています。

予防こそがこれからの動物医療のキーワードです。

 

また活動の一環として、動物病院があまり教えてくれない情報や誤った常識などをブログなどで発信していきます。

多少の批判は覚悟のうえです。それよりも犬が半減してしまったら動物病院もいずれ半分くらい潰れてしまうでしょう。

みんなが真剣に考えなくてはなりません。

最後にお願いがあります。

私たちの目標は、犬たちの力を借りてより良い世の中にすることです。

しかし今、その犬が激減しています。

この状況を多くの方に知らせていきますが、きっと時間がかかってしまいます。

その間にも犬は減り続けます。

急ぐ必要があります。

 

 

犬の少ない世の中は、きっと今より笑顔が減ります。

犬を飼うことに理解を示さない人が増え、ますます犬を飼いにくくなります。

ドッグランやドッグカフェなどが次々に閉鎖し、犬と楽しむ施設が減ります。

治療費やドッグフード価格はおそらく上昇するでしょう。

 

どうかあなたの力を貸してください。

犬の世界に訪れている危機を、知人やお仲間に伝えて欲しいのです。犬を飼う素晴らしさをあらためて伝えて欲しいのです。

犬を愛する者たちで、この危機を食い止めましょう。

健康成分の研究

弊社ではペットを病気から守る健康成分を研究しています。

こちらでは肝臓の代表的な検査値であるALT(GPT)とALPについて、動物病院から提供していただいたデータを基にグラフ化しております。

詳しい解説はこちらのページから

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